僕の!私の!梅がいちばん!
取材地:弘前市立岩木小学校
取材日:2021年7月5日
取材者:名古屋 秋穂
2021年7月5日、弘前市立岩木小学校にお邪魔してきました。
天気はあいにくの曇り空。
雨が降らないことを願うばかりです…。
今回は、恒例行事である「梅もぎ集会」を取材しました。
この「梅もぎ集会」は梅の木が旧岩木町の町木に指定されていたことから、
ふるさと教育の一環として平成2年に始まり今年度で32回目になります。
1学年66名・2学年79名の総勢145名の子どもたちは、校庭にある約30本の梅の木から梅の実を収穫しました。
本来であれば保育園児を招待し、一緒に収穫していたそうですが、昨年度に続き密集を防ぐため、
岩木小学校の子どもたちのみで行われました。
新型コロナウイルスの影響で子どもたちの貴重な体験の機会が減ってしまうのは非常に残念です。
来年は一緒にできるといいね!
梅の実の収穫方法は、
①まずPTAの梅の木管理委員やお手伝いの保護者が長い竹の棒を使って、木から梅の実を落とす。
②その後、地面に落ちた梅の実を自分のビニール袋に詰める。
では早速「梅もぎ集会」スタートです!!
子どもたちは、友達と競い合いながら楽しそうに収穫を進めます。
「いっぱいとれたよ~!」
「おっきいのとれた~!」
「俺のほうが多いよ!」
梅の実を拾う子どもたちは必死。
元気な声が響き渡ります♪
大人たちが長い棒を使って、木から梅の実を落とすと、
梅の実に夢中の子どもたちの頭に直撃(笑)
「痛い~」
と言いながらもしっかり拾っていました。
一生懸命な姿が可愛いです(*^^*)
みんないっぱいとれたね♪
だいたい一袋で約3㎏。
けっこうな重さです。
今年度は合計約700kgの梅の実を収穫できました。
例年であれば収穫した梅の実を地元業者に買い取りしてもらっていたそうですが、
今年度は各家庭で梅シロップなどを作って楽しむそうです。
収穫が終わり、自分の袋を持ち帰る子どもたち。
ぱんぱんの袋はとっても重そうです。
みんな気をつけて持ち帰るんだよ~!
今回のような活動を取材すると自然に触れ合うこと、収穫の喜びを感じることの大切さを改めて感じます。
大人になるとなかなかできない体験なので、忘れないでほしいです。
将来梅を見て「梅もぎ集会」を思い出してね!
岩木小学校の皆さま、取材のご協力ありがとうございました♪